2016年3月12日土曜日

インフルエンザ

高熱を発すると
酔っぱらいのごとく陽気にギャグを飛ばしてしまう悟東です。

いろいろと楽しみな予定を目前にして、やっちまいましたインフルエンザ。

ここのところ、インフルかもという状況でも判定でかわして来ていたのですが、
ついに(+)が出てしまいました。A型でした。

悟東は病気の時はつい「面白い」ことを探す癖があります。
以前、入院して手術した時などは、入院患者のキャラの把握や
医師や看護師の日常の背景などを想像してこっそり楽しんでました。
(↑やな患者だね〜)
(漫画家も28年目ですからね〜普通の性格じゃやってられまへんわ)

いやね、せっかく時間があって脳みそが普段とちょっと違う動きをするんで
ほっとくのがもったいないなぁって思うわけで…っていっても大した事は考えませんが…。

インフルの薬で出して頂いたのがイナビルという吸入するお薬で、
一回(8吸入)の使って全部の治療が終り!

いつも忘れっぽくって薬を出されても真面目に飲まない私に
お医者様は最適なお薬を出して下さいました!!!

で、吸入……。

……何か効いてるんだろうか…?
全く状況は変わらないし…

ネットで調べたら、イナビルは発熱期間を薬を使わなかった時よりは短く出来る…とか書いてあり、タミフルのように劇的には効かない事が判明。

相変わらず高熱は続くわけで…

…何かこの熱上手く使えないかなとか思うんですよね。

水分補給をするように医師からキツく言われたのもあるのですが…
ここで、ポカリではなく「特茶」(体脂肪を減らす)を飲んだらどうだろうとか思う訳です。

もしかしたら、高熱は体脂肪の燃焼に一役買ってはくれまいか…と。


実験中です……


あ、仏さまの画像は「仏さまカード」より那羅延天さまの部分です。




2016年3月7日月曜日

夢うつつの不思議ー毘沙門様の絵

「仏さまカード」の毘沙門天さまの絵は信貴山の毘沙門天さまがモデルなんです。

実は私が「幸せを呼ぶ仏像めぐり~仏さま神さまキャラクター帳~』を描く時に訪れたのが信貴山でした。ちょうど十二年に一度の毘沙門灌頂がありました。
その時、脳裏に色濃くイメージされたのが「仏さまカード」の毘沙門さまの姿に反影されています。

では、『幸せを呼ぶ~…』の方の毘沙門さまの絵はどうなったのか…というとですね~。
実は東寺の兜跋毘沙門天さまのイメージなのです。

どうして、『幸せを呼ぶ~…』の方で信貴山の毘沙門さまのイメージで描かなかったか…というとですねー。ちょっとだけ不思議な話があったのです。

友人と3人で信貴山の毘沙門さまにお参りした後、宝山寺をお参りして京都のお寺をいろいろとお参りして、東寺を半分お参りした所で時間が無くなり仁和寺の御室会館(宿坊)に泊まりました。

疲れていた我々は、窓のカーテンというか障子を閉めずに眠ってしまいました。

そして夜中に私はふと目覚め、窓を見て驚きました。
窓の外に、仏像がたくさん見えたからです。
その中でも、明王のような忿怒の相でありながら、何か凄く端正で綺麗なお顔立ちのお姿が深く印象に残りました。

しかし、暗い外が部屋のナツメ球(蛍光灯などに付いている暗いオレンジのr小さな明かり)が付いている室内からくっきり見えるのも変だと思い、部屋のカモイとかに仏像のレリーフか何かが飾られていてそれが窓に映っているのかもしれないと思い、自分がいる部屋をぐるりと見回しましたが、それらしいものは何もありません。
そこで私は部屋の外の中庭かなんかに、仏像がいっぱい置いてあって夜中はライトアップされているんだろうと思いそのまま眠りにつきました。

翌朝目覚めるとすぐに窓に目をやりましたが、何も無かったのです。
ああ、夢だったのかと思い、その日もお参りに行きました。

ところが、びっくりしたのはそれからでした。

東寺の兜跋毘沙門天のお姿が、夢の中の窓に映っていた一番印象的なお姿と全く同じだったからです。

しかし、それだけでは終らず、家に帰ってから少し日にちが経ってからのことです。
『幸せを呼ぶ~…』は各尊に1枚づつ劇画調の仏さまのイラストを友人の山本貴嗣先生と協力して描かせて頂いていたのですが(私は顔を描き直すだけでしたが…^^;)、その山本貴嗣氏から電話が来たのです。
「今、古い海外の写真集の資料を整理していたらバッと開いたページに仏像が出ていて、その仏像が凄く印象的な気がするから、ちょっと見てくれる?」(多分こんな会話だったと思います)

と言うことでFAXが送られて来て…見たら…。

東寺の兜跋毘沙門天さまの写真でした。

これはもう。
『幸せを呼ぶ~…』では毘沙門天さまは兜跋毘沙門天さまのイメージで
描かせて頂こうと言うことになりました。

そして、「仏さまカード」の毘沙門天さまは信貴山の毘沙門さまのイメージになりました。


パステルっぽい画像が「仏さまカード」の画像です。





(『仏さまカード』じゃこめてい出版 『幸せを呼ぶ仏像めぐり』二見書房 ) 

2016年3月3日木曜日

枠(わく)

いやはや、娘にもっと親しみやすい文章じゃないと読む気がしないと言われ
ちょっと考え込んでいる悟東あすかです。

なんだかですねー。
最近これでも考え込んでしまうことが多いんですよね。
先日もちょっと自分に取っては酷いこと言われたりもしまして…。

私、元々がお寺で生まれた訳ではないんで、
お坊さんとしては常識無い方なんですよ。

しかも、お坊さんに成りたいという出発じゃなくて
弘法大師空海の見た世界に片鱗でも良いから近づいて行きたいってのが出発です。

だから、最近私はお坊さんと言うより「信仰者」なんだなって思うんです。

そもそも、信仰って何よ?ってことですが、


私的には普通とちょっと違うのかもですが、強いて言えば

『森羅万象の根元(私的には仏)に繋がっていると実感を持って確信すること』
う〜ん上手く言い得てないような
『森羅万象の根元そのもであると実感を持った確信をすること…』
…ってのが近いのかもしれません。

そんなの仏教じゃないぞって言う方もいるかもしれませんよね。


…先日、某所で再会した某禅宗のHさんに

「私は人がお前なんか仏教じゃないって言われたら、
それはそれでいいと思ってるんですよ」

って私が言ったら Hさん、ニッコリ微笑んで

「なんだ、ボクと一緒ですね」

って仰られたのがちょっと嬉しかったです。

Hさんはチベットでチベット密教をかなり修行されて来て
日本に帰ってからは還俗しご結婚されて禅宗に入られた方で、

Hさんの修行は半端無く五体投地でもヒザの骨がむき出しになるほど
続けられて、ゆかが血で汚れるのが目立たないよう赤いカーペットを引いている
とかお聞きする凄いお方です。

信仰こそ、他人の目で成り立つもんじゃないですからね。
人に何と言われても関係ない訳です。

逆に人の目が無いからと言って、自分を誤摩化すことは出来ません。

なんだかんだ言って、やっぱ自分なんですよね。



…解っちゃいるけど♬やめられない♬…じゃないけど
まだまだな自分がいるのも確かで…

……私はまだ、心のキズを引きずっていますね、やっぱり…

いやいや。新しく自分を見つけるチャンスだから……
                        精進精進……

ああ、やっぱ解り辛い文章になっちゃったっぽいです…orz







画像は「仏さまカード~秘密のメッセージ」じゃこめてい出版刊
解説書:北川宥智 絵:悟東あすか
より千手観音さまの部分です。