2011年7月23日土曜日

お見苦しい悟東の言い訳。。。

すみません。○法輪9月号の特集『はじめての空海と密教美術』の中の東寺の立体曼荼羅の全体のイラスト、各尊のイラストを描かせて頂いていて、ブログがお留守になっておりました。申し訳ありません。…と言いながら申し訳をしております。(^^;)

でもって、19日の朝に一応完成してデータ転送して、彼岸寺の取材で上野『空海と密教美術展』の記者発表に出かけました。
 
『空海と密教美術展』…良かったですよ。
私的にはいつも描く時に苦労する大威徳明王のおみ足のつきかたや、明王がたのみ手の着き方をじっくりと拝見出来るまさに千歳一隅のチャンスでした。

なにしろ、仏像の周りをぐるりと一周出来るのですから…。

それに弘法大師空海の直筆の書物の数々…。最古の曼荼羅。etc

迫力があります。

一方外は台風の影響で、強烈な雨が降ったり止んだりで猛烈な湿度、…私は行き帰りの道では徹夜明けで目の下に隈のある汗だくの妖しいおばさんでした。(^^;)

でもって、家に帰ってからは、納めた仕事の修正が来たり、○法輪の川柳のイラストを描いたりして…結局修正に関しては21日までかかったりしておりました。

で、一応重い仕事が上がって、翌日22日は『幸せお呼ぶ仏像めぐり」の本が出版されたら出来るだけ早い時期に描かせて頂いたお礼にお参りしようと思ていた「豊川稲荷東京別院」へお参りする事にしたのです。

実は31尊描かせて頂きましたが、ただ一尊だけ祀られている本尊様にお参りした事がないお方が「荼枳尼天さま」だったのです。

細かく話しますと…一般的には伏見稲荷神と混同されて考えられている事が多いようで、私としては二神は全く違う神であると言う事が伝えたく、さらに世間的にいろいろと誤解を受けているように思われる事もあったので、描かせて頂きたい神さまでした。

しかし、私は荼枳尼天さまにお参りさせて頂いた事が無かったのです。…それで描かせて頂こうと言うのが大変無謀な話しなのですが…。
やはりと言うか、制作は難航したのです。

……ここからは、漫画家悟東のたわごととして聞いて頂いて良いのですが…
例によってあまり睡眠もとらず、つくえにこびり付いていた私は、夢を見たのです。
大きな輝くキツネにまたがった恐ろしく綺麗な女神様が、ぽーんぽーんとキツネとともに飛んで来るのです。何か嬉しいやらちょっと恐ろしいやらで、『本が出来上がったら、必ずお参りに参ります』と約束をして…目が覚めたというか…。
でも、その夢の御陰で一気に描けたと言うか、そんな感じだったのです。

ですので、荼枳尼天さまには出来るだけ早くお参りしたいと思いながら、本が出来上がる少し前に頂いた東寺の立体曼荼羅のイラストの出来上がり待ちという感じになっていたのです。

で、やっとお参り出来た22日は…お参りするまで全く頭から抜けておりましたが、荼枳尼天さまの縁日だったのですね。

お参りする事が出来て、ありがたかったです。

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