最高の味ってなんじゃと思う?
甘さ?辛さ?しょっぱさ?酸っぱさ?
いろんな味があるやろ?
人によって好みもよーさんあるし、感じ方かてちがうやろ?
まずい味って、それらが行き過ぎた時やアンバランスの時の味なんやで。
甘過ぎ、辛すぎ、しょっぱすぎ、酸っぱすぎ…食えんやろ?
思わず吐き出すやろ?
味が無いのもマズイって言うよう やけど、味が無いんは自然と飲み込めるんや。
全くの無味って考えた事あるやろか?
実はな、全くの無味があってこそ味がわかるんやで。
無味を知ってこその味なんや。
どんなに多くの人らがおってもな、「無味」は皆一緒やで。
「無味」には関西風も関東風もあらへんわな。
変な話しなんやけど、味が全く無いのが究極の味だったりするわけなんや。
どんな味も、無味に比べてこそ存在しているわけやしな。
ただ、人らは味を覚えるとどんどん強い味に偏って行くよって
本当の無味を忘れてしまって、味が解らんようになってしまう事が多いんや。
でもって「最高に美味いもん」を探してさらに味の中に突っ走っていきよる。
味が解らん、美味いもん食いたいって思うたら、
まず1〜2日くらい水だけ飲んで過してみいや。
ま〜水も味がかなりあるけど、他よりはましやさかいな。
自分の味の感覚がどんなに鈍っていたかが解ると思うで。
実はな…人生の味も…人間味も…同じ何やけど、またの機会にな…。
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